CPP袋とは?ーCPP素材の透明袋について分かりやすくご紹介しますー
■CPP袋の魅力~OPP袋との比較
透明袋のほとんどがOPP袋とお伝えしましたが、同じポリプロピレン製でありながら引っ張りに強い袋がCPP袋です。こちらもソフトな風合いが魅力的で、中身に合わせてよく選択される袋です。
CPPは「Cast Polypropylene」の略で、目いっぱい引き伸ばしてハリコシを持たせたOPPと違いあえて引き伸ばさず、フィルムが伸びる余裕を持たせることで破れ難さを持たせた袋です。
厚みのあるカタログや立体的な箱等に対応でき、ある程度の重みにも耐える強さがあります。サイド部分も強度が有りますので、空気を含みボリュームのあるアパレル製品にもオススメです。
OPP袋に比べると、若干透明度は低いですが、柔らかな風合いと強度は他にはない魅力ですので、内容物によって適した素材を選択される事をオススメします。
CPP | OPP | |
---|---|---|
透明度 | ・OPP に比べると透明度は若干低い | ・バツグンの透明度 |
強度 |
・引っ張っても裂け難く強い ・重量がある物や立体的なものも封入できる |
・サイドの引き裂きに弱い |
コシ | ・ふんわりとソフトでやわらかい | ・ハリ・コシがある |
■注意点
CPP素材で気をつける点は、使用する場面の温度です。0度以下になる冷たい所では、凍ったようにパリっと硬くなり、衝撃で破れやすくなってしまいます。(冷凍庫に入れるとご実感頂けます)ですから、アイスクリームや冷凍食品を入れる用途には適していません。低温から温度が上がれば質感は元に戻りますが、温度が低い場所では破れる可能性がある事にご注意ください。ご心配な方は事前に無料サンプルをご請求下さい。